第3回講座 流通の仕組みと不動産会社の選び方

第3回は不動産の流通の仕組みと不動産会社の選び方のお話です

ネットや折込広告で同じ物件情報がいろいろな会社から提供されているのを見たことはありませんか?

なぜこのようなことがおきるのでしょうか

どの不動産業者に問い合わせたら良いか迷ってしまいます

今回は不動産流通の仕組み不動産業者の選び方をお勉強します

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流通経路略図

家を売りたい売主さんは○○不動産に売却の依頼をしました

○○不動産は媒介契約を締結しレインズという全国の不動産業者が加盟する不動産情報バンクへ売却物件の登録を行ないます


この不動産情報バンクは東日本だけで6500社(H16.3現在)が加盟している日本最大の不動産ネットワークです


△△不動産はレインズに登録されたデーターを見て○○不動産に未成約の確認と広告掲載の確認を取ります

××不動産も同様のことをします

そして・・・この不動産は○○不動産の広告、△△不動産の広告、××不動産の広告に掲載されます

これが同じ物件がいくつもの不動産会社の広告に載る経緯です


もし△△不動産のお客様が買主として契約に至った場合、売主は○○不動産に買主は△△不動産に仲介手数料を払うことになります

また○○不動産のお客様が買主として契約に至った場合、売主と買主は○○不動産に仲介手数料を支払うことになります


買主さんは○○不動産、△△不動産、××不動産、どの不動産業者から買っても支払うお金はかわりません

それではどの不動産業者に依頼するのが良いか?

各社レインズのデーターを利用しているので情報量の差はほとんどありません

物件の価格も変わりません

支払う仲介手数料もかわりません

(弊社は仲介手数料割引していますがココでは除外)


不動産会社の選択基準はズバリ

「自分の為に仕事をしてくれるかどうか?」

です


売上げの為だけに仕事をする不動産業者はたくさんいます

少し話せば売り込みが激しい会社かどうか分ります

売り込みが激しい会社ではあなたの為に仕事をするはずがありません


判断材料はいろいろありますがまずホームページで三点チェックしてみましょう


チェック項目@代表者やスタッフの紹介があるか?

代表者やスタッフがホームページで紹介されている会社とそうでない会社

どちらが良いか言うまでもありません


チェック項目A物件情報が新鮮か?

非常に古い物件を載せている会社は更新していない証拠

仕事に熱意があればどんどん情報は更新されていきます


チェック項目B役に立つ情報などが掲載されているか?

不動産のホームページですから物件情報は全社が掲載しているはずです

一方役に立つ情報のページは直接売上げには関係しません

しかしお客様のことを重要視する会社であればお客様の役に立つ情報も

掲載しているはずです


ホームページで何社かに絞った後は直接コンタクトを取る必要があります

メールでも良いのですが電話が一番分りやすいですね

電話の対応に重点をおいて判断してください


大事なことは「担当者不在時の他のスタッフの対応」


誠意ある対応かどうかで会社のスタンスがある程度分ります

担当者は良いに決まっています営業ですから・・・

担当者がダメな所は論外です。

肝心なのは担当者以外の対応です。

誰が電話に出ても協力的な対応をする会社と担当者以外はそっけない会社

説明するまでもありません


メールでのやり取りは次のチェックをしてください

1.メールの文章が簡潔で分りやすく書いてあるか?

2.メール対応速度

3.来店や現地案内にしつこく誘わないかどうか

4.紹介してきた情報はあなたの希望が反映されているか?


ここまででかなり絞れたはずです

次はいよいよお店に行ってみましょう


1.今までのイメージと同じかどうか?

2.担当者は親身になって相談してくれたか?


担当者がお客様の話を聞かず一方的に話をしているようなところはだめですね

買うのはお客様ですから


4.たくさん質問してみましょう

不動産についていろいろ分らないことが多くあると思います

きちんと答えられるか?分らなければ後できちんと調べてくれるか?

あなたが分るまできちんと説明してくれるか?

答えを誤魔化す営業マン結構いますよ


5.スタッフの対応

お店に行けばお茶などを出してくれます

しかし一度お茶をだしてその後「なし」という会社。結構あります

お客様のコップが空なのに平気な顔をしている会社の担当とスタッフ

気が利きません

気が利かない会社はあなたのことを気遣って仕事するでしょうか?


最後に

仲介手数料を割引している会社は少しですが存在します

弊社でも割引制度がありますが、単純にこの割引制度がある、なしだけで

不動産会社を選別しないでいただきたいと思います


仲介手数料の割引は付加価値的なもので絶対的判断基準ではありません

一番重要なのは「自分のために仕事をするかどうか?」ですから



不動産コンサルタント 杉山 善昭